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文様のいわれ 市松文様(いちまつもんよう)

「文様のいわれ」花通信

現代的なチェック柄ですが2000年以上前からあるデザインで、
古墳時代の埴輪や正倉院の染織品にもみられ、
平安時代には「石畳文様」と呼ばれていました。

江戸時代に歌舞伎役者の初代佐野川市松が袴のデザインに使用したのがきっかけで、
きものの柄として大流行し、後に「市松文様」と呼ばれるようになりました。

おしゃれに流行はつきものですが、人が美しいと感じるものには2000年前と変わ
らないもの感性があるのかもしれませんね。