今回は和装小物の魅力と楽しさについて書いてみました。
小物には、半衿・帯揚げ・帯締め・足袋・草履等があります。
半衿は衿元から少しのぞくだけですが、顔に近いので印象を大きく変化させます。
刺繍衿やカラー衿等で華やかになったり、おしゃれになったりと、個性を表現することができます。
帯揚げ・帯締めはきものと帯のコーディネートアクセントになります。
更に帯留めを使うことで季節感を出したり、着用場面と関連づけた自分なりのストーリー性をつけたり、自分なりに楽しむこともできます。
フォーマルシーンは白足袋（５枚コハゼ）を履きますが、カジュアルな場面では柄足袋やレース足袋で足元のおしゃれを楽しむのもいいですね。
また羽織を着用することで羽織紐のおしゃれがあります。紐タイプやトンボ玉などがあります。
更に脱いだ時に、チラリと見える裏地のおしゃれも楽しめます。
きものの下に着る長襦袢は、前を行く人のたもとが揺れるたび、チラリとのぞいたり、手を挙げた時、袖口から見え隠れすることをイメージして選ぶといいかもしれません。
持ち手の長いバッグは、肩に掛けられないのでNGです。
草履は台の高さ・色・素材・鼻緒の色柄によって着用する着物の種類やシーンによって履き替えられるといいですね。
小物で自分らしい感覚を取り入れ、きものの楽しみを増して欲しいと思います。
