お知らせ

第11回「祇園フェスタ」を開催いたしました!

花十色ブログ花通信

祇園フェスタで賑わっていた店内の様子をお届けいたします!

宇治店7月8日(金)~11日(月)、茨木店7月15日(金)~18日(月)

各店4日間、ご予約いただいたお客様でにぎわっておりました。

ありがとうございます😍

祇園フェスタ中の店内の様子を少しだけご紹介いたします💁‍♀️

まずは…

射的コーナー

店内入り口には射的コーナーを設置していたので、お楽しみいただき…

おもちゃの鉄砲でゲットしたい景品の的を狙って倒します。

4回チャンスがあり、3つまで景品を持って帰っていただけたのですが、3つとも狙った景品をゲットされたお客様もおられました😲👏👏👏

なんとなくコツがあったみたいですね😏✨

参加賞は六甲のチーズケーキでした!

参加賞のほうが豪華ではないのかというお声もちらほら…🤣

生ラーメン、たらばがにカレー、お米などなど…豪華な景品がありました!

私は明太マヨネーズが人気かなと思っていたのですが、お米が一番人気でした😂✨

来年はどんな景品があるのか楽しみです😋

ガレージセール

射的コーナーが終わって、

店内に入ると問屋のガレージセールのコーナーでございます💁‍♀️

普段は買うことができない問屋さんの品物がたくさんありました!

ポーチ、がま口財布などの和雑貨も人気でしたし、座椅子や掛け軸も人気でした✨

掘り出し物セールと聞き、ついついお財布のひもが緩くなってしまったお客様も数名おられましたが、たまにはいいですよね😂

続いては…

うれしづくし

花十色の兄弟会社、やまとのスタッフがデザインする「うれしづくし」のコーナーです!

かわいくておしゃれなデザインの帯や草履、半衿ばかりなのでコーディネートをするのがますます楽しくなります💖💖


中には斬新な動物のデザインなどもあり、見ているだけでも楽しかったです!

こちらはなんと、よく見るとアメリカン(?)な漫画をモチーフにした半巾帯です。

帯締めと帯どめなどの小物使いを変えるだけで全然違う雰囲気のコーディネートになっておもしろいです✨

半巾帯のデザインを強調させたいなら白やシルバーの小物を、よりポップにするのなら濃い色の小物使いで😉🎶

そして…

絞りの作品コーナー

うれしづくしのコーナーが終わって目に入ってくるのはこちらのオードリー・ヘプバーンの作品でございます😲✨

こちらはなんと絞りの作品!

近くで見るとよく分かりますが、絞りのモザイク画になっております。

絞りの糸を巻く回数で影などの濃淡を表現しているそうです。

肌の明るい部分は糸を巻く回数を多くし、影の部分は糸を巻く回数を少なくすれば濃淡が表現できるとのことでした。

糸を巻く回数を間違えないように注意しながら、ひとつひとつ巻いていくのは気が遠くなりそうですが、出来上がった時の達成感はすごいだろうなと思いました😍

そして、オードリー・ヘプバーンの作品の隣にある着物はなんと、江戸時代の男性の着物だそうです!

丈が短いので子供用かなとおっしゃるお客様が多かったですが、江戸時代の男性の平均的な着物のサイズだったそうです。

機械では絶対表現できない藍染の滲んだ感じや、かすれた感じが味を出しています👏

有松絞りの展示

店内へさらに進むと…

祇園フェスタのメイン展示作品である「有松絞り」のコーナーです!👏✨

名古屋の竹田嘉兵衛商店から有松絞りの作品をたくさんお持ちいただきました。

400年も前から受け継がれている技法というのは驚きです。

しかし作り手の方は高齢化が進み、一人一芸でされているので、後継ぎがいないとその絞り技法は無くなってしまうという状況だそうです…

ですが、2022年大河ドラマの「鎌倉殿の13人」でも絞りの衣装が使われていたり(時代は少し違うそうですが…)、海外からも脚光を浴びていたりなど再注目されているとのことで、少し安心しました。

最近はプリンターで絞り模様が描ける時代ではありますが、やはり手作りの重みは全然違います。

絞りの糸が巻いてある部分を触らせていただくと、すごく力を込めて硬く巻いてあることが分かりました。

この作業を一人でするとなると、なかなか根気がいりますよね…

一時期テレビで有名だった金さん銀さんも有松絞りを作っておられ、2人で違う種類の絞りを作っていたそうです。

双子とはいっても絞りは一人一芸なのですね😳

小千谷紬、十日町紬、塩沢紬の展示

続きましては、新潟の紬のコーナーでございます!

新潟の小千谷、十日町、塩沢の紬をお持ちいただきました✨

紬はカジュアルな場面でさらっと着こなすことができたらカッコいいですね😍💖

先染めといい、先に色で染めた糸で織っていくので一回ずれるとそのあとの修正は難しいそうです。

絞りと同様、技術が大変素晴らしいです。

紬も職人さんの高齢化が進んでおり、作られる数は少なくなってきているとのことでした…

でこぼこと節があったり、ふんわりとした風合いのある紬をたくさんの方にもっと気軽に着ていただけるようになったら嬉しいですね。

菱屋善兵衛の帯

そして次は菱屋善兵衛の帯のコーナーでございます👏

こちらの帯はデザインも古典的なものからモダン、レトロなものまで揃っているのですが、一番の特徴は柄の緻密さではないでしょうか?

普通の織の帯で使われる糸(茶色の糸)よりも細い糸(黄色の糸)を使うことによって柄の緻密さを出すことができます。

そして帯を手に取ってもらえればすぐ分かるのですが、帯自体はつるっとしていますが、糸が細かいため、ぎゅっと締まり、緩むことがなく、とても締めやすい帯となっております✨

今回は半巾帯も置いてもらい、人気の商品となっておりました!

この緻密な帯の柄がまさか糸だけで表現されているなんてびっくりです…

画像では分かりにくいですが、金糸銀氏をほとんど使っていないのに実際見てみるとすごく光沢があります。

これは使っている糸の光沢なのだそうです😳✨

舞妓さん来場

そして各店、土曜日には京都の上七軒から舞妓さんが来てくれました💖

舞の披露もしていただき、お客様は本物の舞妓さんを近くで見ることは、めったにないとのことで喜んでいただけました👏✨

舞妓さんと一緒に記念写真を撮ったり、女の子は舞妓さんに興味津々で舞妓さんについてたくさん質問をしてくれていました!

少しの時間でしたが、楽しんでいただけてよかったです!💖

最後に

このように各店とも賑やかに祇園フェスタを開催することができました。

年に一度の祇園祭の時期に開催する祇園フェスタですが、コロナ流行前は京都室町のやまと社屋で開催しておりました。

いつかまたやまとの社屋で開催できる日を楽しみにお待ちいただけたらと思います。

ありがとうございます。