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文様のいわれ 麻の葉

「文様のいわれ」花通信

カタチが麻の葉を連想させる事からそのように名付けられましたが、
正六角形を基本とした日本独自の幾何学文様です。

三角形には古来、魔除けの意味があり、
その集合体の麻の葉はより強い意味と美しさがあります。

麻は古来より神聖なものとして神事に用いられ、丈夫ですくすくと育つことからも、
生まれたばかりの子どもが、元気に育って欲しい願いや厄除けの意味で産着などに用いられ、
寛永年間 岩井半次郎の歌舞伎「八百屋のお七」によって大流行し現在に至っています。